バンクーバーはこんなところ
山と海に囲まれ、都市と自然が見事に共存した町として世界的にも有名な観光都市のバンクーバー。四季がはっきりしていて、夏はからっと涼しく夜10時ごろまで明るく晴れた日が続き、冬はカナダの中で最も温暖で非常に過ごしやすいところです。
トロント、モントリオールに次ぐカナダでも第3の規模を誇りながら、その治安の良さは、外国人でも安心して生活できる町として毎年多くの人を魅了しています。
バンクーバーでは、ほとんどの語学学校、専門学校、カレッジがダウンタウンの中心部に校舎を構えているので大変便利です。その数や種類は非常に豊富で、充実した選択肢の中から皆さまにぴったりの留学スタイルをきっと見つけることができるでしょう。さあ、バンクーバーでカナダ留学をはじめてみませんか?
人口 |
約58万人 |
気候 |
夏:平均20°C / 冬:平均6°C |
日本との時差 |
-17時間(夏時間:-16時間) |
日本からの距離 |
7,600Km / 所要時間:約8時間 |
バンクーバーの交通機関
バンクーバーの公共交通手段は3種類。バス、スカイトレイン・カナダライン、そしてシーバスです。バンクーバーエリアではゾーン(区間)別に料金が設定され、日本のように「○○駅から△△駅まで」というような切符の買い方ではありません。コンパスチケットを買うと一時間半は同じゾーン内なら乗り放題で、バスからスカイトレインへ、シーバスからバスへなどの乗り換えも自由にできます。
バス
ガソリンで走るものと電気で走るものがあり、ダウンタウンにはバス用の電線が張り巡らされています。日本のように停留所に名前がないので、周辺の目印を覚えておき、降りたい場所が近づいたら降車ボタンを押して運転士に知らせます。ボタンではなく、紐を引くものもあります。降りる際のドアは、基本的に手動ですので注意しましょう。すべてのバス路線図と時刻表は、図書館で入手できます。
スカイトレイン
スカイトレインはバンクーバー・ダウンタウンとバーナビー市、ニューウェストミンスター市、サレー市、ポートムーディー市を結び、カナダラインはダウンタウンとリッチモンド市を結ぶ電車のことです。スカイトレインの路線はエキスポライン、ミレニアムラインとエバーグリーンラインの3本あり、カナダラインはリッチモンドブリッジハウス、バンクーバー国際空港行きがあります。コンピューター制御された無人のモノレールのような乗り物です。
シーバス
バンクーバー・ダウンタウン(ウォーターフロント)と対岸のノースバンクーバー(ロンズデールキー)を往来しているフェリーです。バンクーバーからノースバンクーバーに渡るために、海の上の足として多くの人が利用しています。バンクーバーの交通機関を管理・運営するサイトTranslink(トランスリンク)のTrip Planner機能にて、出発地と目的地を元に詳細なルート検索が可能です。
※バスに関してはゾーン制は無く、全て1ゾーン料金で2ゾーン、3ゾーンまで行くことができます。
料金
ゾーン |
チケット(1回ずつ払う場合) |
オフピークアワー |
1日乗車券 |
定期券(1ヶ月単位) |
1 zone |
$2.85 |
$2.85 |
$10.00 |
$93.00 |
2 zone |
$4.10 |
$126.00 |
3 zone |
$5.60 |
$172.00 |
※2017年1月現在現在の情報です
※空港からカナダ・ラインを利用する場合、$9.1の追加料金が掛かります(片道のみ)
※オフピークアワー:平日の午後6時半以降、土日・祝日の終日
定期券
定期券は、Translink(トランスリンク)が導入している電子カード「Compass Card」を使用します。こちらのCompass Cardを利用すれば同じゾーン内であればバス、電車、シーバスの乗り降りを自由にすることができます。使用方法はTranslinkのCompassのページから確認可能です。
Store Value料金(Compass Cardにあらかじめお金をチャージしそこから乗車券を支払う場合)
ゾーン |
チケット(1回ずつ払う場合) |
オフピークアワー |
1 zone |
$2.20 |
$2.20 |
2 zone |
$3.25 |
3 zone |
$4.30 |
※2017年1月現在の情報です
バンクーバーの図書館
バンクーバーの中央図書館は、カナダでも3番目に大きな図書システムを持ち、施設も大変充実しています。近代的な建物の中には、100万冊以上の書籍、 26,000本のビデオ、4,000本のDVDをはじめ、各種雑誌、新聞などが分野別に整理され、分かりやすく並べられています。勉強スペースも豊富にあるので、多くの学生が学校の宿題や課題に利用しています。各言語の書籍も扱っており、日本語の漫画や小説も揃っています。
図書カードを作れば、本やビデオなどの貸し出し利用も可能になりますが、延滞をすると結構な値段の延滞料金を取られますので、気をつけましょう。図書カードを作るには、名前・署名・現住所を証明できるものが必要になります。BC州免許証またはBCIDがない場合、以下のリストにある証明書と住所を証明するものが1種類ずつ必要です。
図書カード作成に必要なもの
- BC州免許証
- BCID(運転しない人にICBC Drive Licensing Centreが発行するもの)
- パスポート
- SINカード
- クレジットカード
- 銀行のキャッシュカード
- 6ヶ月以上の期間で発行されたカナダのビザ等
- 銀行明細書
- 公共料金請求書
- 現在の消印のある個人宛郵便物
- パーソナルチェック・個人小切手等
Vancouver Central Library(バンクーバー図書館)の基本情報
住所 |
350 West Georgia Street, Vancouver, BC V6B 6B1 |
開館時間 |
月-木曜日 |
10:00am - 9:00pm |
金曜日・土曜日 |
10:00am - 6:00pm |
日曜日 |
12:00am - 6:00pm |
※2017年7月現在
※住所証明で郵便物を持参する場合、1ヶ月以内の消印が有効となります
SIN申請について
SIN (Social Insurance Number) とは?
申請に必要なもの
- パスポート
- ワーキングホリデービザ(Work Permit)
※申請時には母親の旧姓も聞かれます
バンクーバー・ダウンタウン内にあるService Canada Centre
住所 |
Sinclair Centre, Office 125, 757 Hastings Street West Vancouver, British Columbia |
開館時間 |
月〜金曜日 |
8:30am - 4:00pm |
※ダウンタウン以外のHuman Resources Centreは、 Service Canadaのウェブサイトで調べることが可能です。
バンクーバーでの運転
日本の運転免許証を持っている人は、BC州の運転免許証に切り替えることが可能です。在バンクーバー日本国総領事館にて日本の運転免許証の翻訳証明を発行してもらい、最寄りの運転免許センターで申請することになります。
申請に必要なもの
- パスポート及びカナダ滞在査証(ビザ)
- 日本の運転免許証及び同コピー1部
- 手数料($25)
※在バンクーバー日本国総領事館での発行手続きになります。
BC州運転免許証への切替え
住所 |
221-1055 West Georgia Street, Vancouver, BC V6E 3R5 |
開館時間(月-金曜日) |
8:00am - 5:00pm |
手数料 |
$31 |
必要書類 |
身分証明書2通(パスポートとカナダ政府が発行した学生ビザ・ワーホリビザなど) 日本の運転免許証 日本の運転免許証の翻訳証明(自動車運転免許抜粋証明) 交付手数料($31) |
有効期限 |
2年間 |
備考 |
視力検査があるので、眼鏡・コンタクトを使用する方は忘れずに持っていきましょう。 日本の運転免許証は没収されますので、免許証のコピーを取っておくといいでしょう。 |
※2017年7月現在
BCID申請
BCID(B.C. Identification Cards)とは運転免許証を持っていない・取る予定のない人のために用意されたBC州公認の身分証明書です。運転免許証と同様、公的な身分証明書として使用できるのが特徴です。こちらも最寄りの運転免許センターで申請することになります。
BCID申請に必要なもの
- 身分証明書2通(パスポート, クレジットカード, ビザ, SINカード, 銀行カードなど)
- 手数料($35)
在バンクーバー日本国総領事館
総領事館は、警察証明・自動車運転免許証の翻訳証明など各種証明書の発行、在外選挙、在留届など多くの領事サービス、広報・文化交流活動、情報収集活動業務を行っている施設です。
在バンクーバー日本国総領事館の基本情報
住所 |
900-1177 West Hastings Street, Vancouver, BC V6E 2K9 |
窓口時間(月-金曜日) |
旅券、証明、戸籍国籍等の領事業務 |
9:00am - 12:00pm / 1:00pm - 4:30pm |
ビザ |
9:30am - 11:30am / 1:00pm - 3:30pm |
在留届について
外国に住居を定めて3ヶ月以上滞在する場合、その地を管轄する大使館・総領事館に「在留届」を提出しなければなりません。在留届はインターネットで提出することができます。または直接、総領事館に提出することも、FAXや郵送による手段でも可能です。在留届の提出後、転居・帰国するときには、住所変更届・帰国届を提出する必要があります。
在留届オンライン申請(外務省)
外務省による『在留届』の案内
いつ起こるかわからない事故や災害、緊急事態…。
ご自分やご家族の安全のためにもいざという時に役立つ「在留届」をお忘れなく。
近年、海外で生活する日本人が急増し、このため海外で事件・事故や思わぬ災害に巻き込まれるケースも増加しております。万一、皆様がこのような事態に遭った場合には、日本国大使館や総領事館は「在留届」をもとに皆様の所在地や緊急連絡先を確認して援護します。
旅券法第16条により、外国に住所又は居所を定めて3ヵ月以上滞在する日本人は、住所又は居所を管轄する日本の大使館又は総領事館(在外公館)に「在留届」を提出するよう義務付けられております。
住所等が決まりましたら、必要事項を記入の上、速やかにお近くの在外公館へ提出してください。
外務省ホームページより引用 http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html
バンクーバーの観光スポット
ギャスタウン
Gastown
バンクーバー発祥の地とされるギャスタウン。レンガを敷き詰めた歩道、お洒落な街で、雰囲気の良いレストラン、お洒落なカフェが並び、最近では若いデザイナーの洋服店が立ち並び、ショッピングや食事を楽しむ事ができます。ここの名物は、1977年製の蒸気時計(Steam clock)。この蒸気時計が15分ごとに汽笛を鳴らしています。奥進めばギャスタウンの名前の由来になった、ギャシー・ジャック像があります。
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スタンレーパーク
Stanley Park
ダウンタウンの西にある巨大な公園スタンレーパーク。周囲約10KM、広さ約400万平方メートルを誇り、北米ではTOP10に入る規模の公園です。園内には、水族館、動物園、ミニチュア鉄道、ライオンズ・ゲート・ブリッジ、トーテムポール・パークなどのスポットがあり、夏はプールや海水浴、ゴルフ、テニス、サイクリング、ローラーブレイドなどが楽しめます。園内に西洋の豪邸のような、お洒落なレストランもあります。
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キャピラノ・サスペンション・ブリッジ
Capilano Suspension Bridge
1889年に作られたキャピラノ・サスペンション・ブリッジは、キャピラノ峡谷にかかる全長137M、高さ約70Mの吊り橋。カナダの雄大な自然を満喫できる、観光客にも人気のスポットです。橋を渡るときに左右に大きく揺れるのがともてエキサイティング。橋の周辺には公園があり、先住民の彫刻「トーテムポール」を見ながら散策を楽しめます。
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グラウスマウンテン
Grouse Mountain
山の頂上からバンクーバーの景色を一望できるとして、観光客に人気の山となります。夏はハイキング、冬はスキー、スノーボードを楽しむ事ができます。ハイキングの方は、傾斜がかなりあり、足元も悪いので、必ずトレッキングシューズ等を履いて行くようにしてください。スカイライドというゴンドラで頂上までいく事も可能です。 夜ゴンドラで山に登ればバンクーバーのダウンタウンの夜景を見ることができます。
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イングリッシュベイ
English Bay
夏は日光浴をする人であふれかえり、また、各国対抗の花火大会が行われたり、様々なイベントが催されます。週末になればジョギング、サイクリングする人、散歩をする人で賑わいます。ビーチのすぐ目の前にはカナダを代表する「Cactus Club Café」というレストランがあり、サンセットを見ながら美味しい食事を楽しむ事もできるので、デート等にピッタリな場所です。
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グランビルアイランド
Granville Island
グランビル橋の下に位置する島、グランビルアイランド。トム・クルーズ主演の映画「ミッションインポッシブル」の撮影地としても有名です。新鮮な魚や野菜が並ぶパブリックマーケットには、お洒落なカフェやレストラン、ギフトショップ、地ビール工場のほか、芸術家のアトリエなどもあり、見るだけでも楽しめます。ダウンタウンの数か所からクランビルアイランドへのミニフェリーが出ており、バンクーバーの街並みを鑑賞するショートクルージングもおすすめです。
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イエールタウン
Yaletown
古くは倉庫街だった街が、新しくお洒落に生まれ変わりました。雑貨やアクセサリー、ファッションなど、古びたレンガ造りの建物を利用した雰囲気のいいお店がたくさん並んでいます。お値段が少しお高めのラグジュアリーなレストランやバー、クラブもあり、ナイトライフも十分楽しめる街です。ひょっとすると、セレブリティーと出会えるチャンスがあるかもしれません!
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チャイナタウン
Chinatown
ダウンタウンの外れにあり、北米で2番目の規模を誇ると言われている中国系コミュニティの街です。中国庭園、中国雑貨や電化製品のお店などがあります。もちろんチャイニーズ・レストランも充実いしていて、本格中華料理を楽しめる人気と観光地です。特にお昼の「飲茶」の時間にいけば、美味しい本格中華をお安く味わえます。チャイナタウンの外れにある八百屋「Sun rise market」では、カナダのスーパーでは普段買えないアジア系食材が、安く手に入ります。
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リンキャニオンパーク
Lynn Canyon park
ノースバンクーバーにあるリンキャニオンパークは大木が生茂る中をハイキング、美しい小川に足を付けながら森林浴を楽しむ事ができます。奥に進めば湖もあり、釣りをすることもできます。渓谷があり、そこには50mのつり橋がかかっていて、つり橋から渓谷を眺めることが出来ます。キャピラノブリッジとは違い入場料もかからないのでオススメの観光地です。
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バンクーバー美術館
Vancouver Artgallery
ダウンタウンの中心にあるヨーロッパを想わせるような造りの美術館です。ギャラリーには世界中の有名な芸術家の作品が飾られる。数か月事に展示される物が変わります。館内にはお土産屋さん、カフェがあり、そのエリアは無料で入れますので美術館に興味がなくても立ち寄ってみても良いかと思います。毎週火曜日は、入場料金は取られず、募金(気持ち分)だけで入場することができます。
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カナダプレイス
Canada Place
白い、船の帆のような建物は、バンクーバーのランドマークとされています。カナダの建国記念日(カナダデイ)には、花火が打ち上げられ、多くの人々で賑 わいます。夜はライトアップされ美しく輝きます。またここからノースバンクーバーの夜景を楽しむ事もできます。 カナダプレイスから少し歩いたところに、オリンピックの聖火台がありますので、立ち寄ったついでにそちらもご覧になっても良いかと思います。
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キツラノ
Kitsliano
イングリッシュベイの対岸にあるエリア、通称「Kits(キッツ)」です。ビーチと街が一体化した閑静な住宅街でもあり、夏は海水浴やスポーツをする人で賑わっています。 中心のウエスト4thストリートには、お洒落なカフェやレストラン、若者に人気のファッション店が軒を連ね、バラードストリートとの交差点付近には、スキー、スノボード用品のお店が集中しています。用具をカナダで買いそろえたい方はぜひ寄ってみましょう。
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スティーブストン
Steveston
バンクーバーのダウンタウンから、電車とバスで50分ほどの小さな漁村です。100年以上前に移民してきた日本人のコミュニティーによって栄えたスティーブストン。日本庭園があったり、街のいたる所で日本の面影を感じます。カナダ有数の漁港でもあり、週末は漁船から新鮮な魚介類を直接購入できるとあって、観光客で賑わっています。漁港からホエールウォッチングのツアーが出ており、1日中楽しめるスポットです。
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サイエンスワールド
Science world
ミラーボールの形をした特徴のある建物です。夜はライトアップされ鮮やかにバンクーバーの街を彩ります。科学について遊びながら学べる体験型アトラクションや大画面シアターなどがあり、実際に見て体験して科学を学べられるようになっています。スカイトレインのメインストリート/サイエンスワールド駅下車すぐです。
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メトロタウン
Metrotown
バンクーバー最大のショッピンモールです。ファッション、雑貨、スポーツ用具、食品、アジア系食材等、ここに来ればなんでも揃います。 近年、Foever21、H&M、ビクトリアシークレット、またターゲットも加わり、若者から年配の方まで多くの方で賑わっています。スカイトレイン.メトロタウン駅、徒歩1分となります。
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UBC人類博物館
Museum of Anthropology
国際的にも有名なブリティッシュコロンビア大学(The University of British Columbia、UBC)の 構内に、人類学博物館(Museum of Anthropology)はあります。この博物館は北米先住民族文化財が展示されるということで有名です。先住民の生活道具や、トーテムポールなどが展示されています。
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