Earth Hour
「60」や「Earth Hour」と書かれたポスターを
最近見かけませんでしたか?
冒頭から何のこっちゃと思った方もいるかもしれませんが、
これは2007年から世界自然保護基金(WWF)により始まったもので、
地球温暖化(Global Warming)に対するキャンペーンです。
どんな内容かと言うと、
同じ時間に一斉に電気を消し、各電源を切ることによって、
地球温暖化に対しての意識を高めよう!というものです。
2007年はシドニーで行われただけでしたが、
今年2008年は、
オーストラリアではシドニーを含む、キャンベラ、メルボルン、
ニュージーランドからはクライストチャーチ、
その他、世界の国からはマニラ、コペンハーゲン、バンコク、
北米ではアメリカのシカゴ、アトランタ、フェニックス、サンフランシスコ、
そしてここカナダからは、トロント、バンクーバー、オタワ、モントリオール、
などなど…
一気に参加都市が増えました。
僅か「60」分の間だけですが、
個人・企業・自治体全員が協力して
各都市にあるピカピカのネオンサイン、
観光名物となっている建造物でさえ光を落とします。
その60分は3月29日の夜8時から。
(各都市のローカルタイム)
おそらくこの時間のあいだ、
街のあちこちで小さなイベントも開かれているはずです。
キャンドルの光と共に‥。
2007年にシドニーで行われたそれは
予想の2倍以上の協力と効果があったそうです。
今年参加する主要都市や小さな街を合わせると
その数は相当な数字に上るでしょう。
このキャンペーンへの参加は自由、
まずはできる事からやってみるのがいいですね。
シドニーで灯った小さな蝋燭の光。
オリンピックの聖火のように都市を繋いで
地球規模の共有・協力で更に大きなものに。
月と星明かりに照らされて過ごす時間、良さそうですよね。
Earth Hourのウェブサイト
http://www.earthhour.org/