トロントでがんばる生徒さん :サトミさん(第3弾)
みなさん、明けましておめでとうございます。
年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は実に6年ぶりの日本一時帰国を果たし、
久々の日本の様子に逆カルチャーショックを受けながらも
楽しいお正月を迎えることが出来ました。
トロントに戻ってからは想像以上の時差ぼけの
辛さと必死で戦っております。
でも今日はとうとう久しぶりにトロントに雪が降り積もり、
私の好きな冬らしい1日となり、ご機嫌でした!
さて、今回はトロントでがんばる生徒さんのサトミさんシリーズの
第3弾をご紹介します。トロントにやってきてからを振り返っていただきました。
どうぞ皆さんも何かインスピレーションを感じてみてください。
↓↓↓
<続き>
トロントに来てからの数ヶ月、何もかも初めてで分からない、
緊張の連続。語学学校のクラスも一番下のレベルでした。
毎日放課後には図書館か家に帰って復習や予習をしたり、
レベルが出来るだけ高い友達を作って一緒に勉強させてもらったり、
彼らの会話をじっくり聞いたりと、とにかく「英語環境に慣れる」事
だけに必死でした。
ホームステイ先の娘さん達の会話も早い早い!練習にさえ到達できないくらい(汗)
とにかくそこで静かに聞いておこう、という具合でした。
( ホストファミリーと)
憧れていた強い思いや、英語の知識が殆どなかったので、
逆に吸収も早かった部分もあるかもしれません。
トロントに来てから約半年間は日本語に触れることは出来るだけせず、
日本人の友達とも英語で話すようにしていました。
「日本人同士なのに英語で話すのって変じゃない?」と
いわれたときもありましたが、私の目的は「英語」。
これにこだわらなければ、会社を辞めてまで来た意味はないと
思い、意思を通しました。
時には一人でとても淋しい思いもしましたし、
上手く気持ちも伝えられないので居心地が悪いこともありました。
これが良かったのかといえば、そうとばかりはいえないことも多々あったと思います。
でもこの時の私にはそうするしかなく、それが一番の英語上達の近道だったのではと
思います。
でもどうしても…というときは、EWオフィスをたずねては
ヒロコさんに話を聞いてもらい、そこで出会う同じ留学生達と
他愛もない話をして徐々に居心地の良さを感じるようになりました。
それでまた英語環境に戻る。
とりあえず行ってみよう!と最初は3ヵ月程度の予定で来たトロント。
たったの3ヶ月はとても足りない!
せっかく来たならもっと収穫の多いものにしたい、と考えたのが
3ヶ月の語学学校を終えた頃。
その後ワーキングホリデー(Working Holiday)に切り替えて滞在を伸ばし、
引き続き勉強をすることに決めたのでした。
まだまだ英語力はとても満足できるレベルではない。
学校もまた行きたいし、こちらで働く体験もして自分を試してみたい。
せっかくここまで来たチャンスをここで終わらせたくない。
お金をただ使うだけの生活は不安。
そんな思いから、思い切って両親やヒロコさんに相談し、
協力を経てワーキングホリデービザへの切り替えを
行なったのでした。
そこからはついに私の長期トロント生活の始まりとなったわけです。
つづく。