意外と身近なポーランド料理
みなさん、こんにちは。
トロントのヒロコです。
バンクーバーはなんだか平年よりもかなり寒くなっているようで
みんなビックリしているようですね。
トロントはもちろん寒いには寒いのですが、
それでも平年並みかそれより少し温かいくらいで
雪もまだ殆ど降っていませんので、比較的過ごしやすいです。
といっても、おそらく私は一般の皆さんと感覚が違い、
寒さが好きな変人タイプなので、周りが「寒い」と感じても
私だけ「まだまだこのくらいは…」などと言っているせいか
私の冬の寒さへのコメントはあまり充てにされない事が多いですが。
さて、今回は私も大好きなポーランド料理のご紹介です。
皆さんもご存知の通り、トロントには世界中から実に様々な
文化習慣が共存しているので、日本ではなかなかお目にかかれない
世界の郷土料理も楽しむ事ができます。
その中の一つで、トロントダウンタウンから西に行ったところのエリアにある
ポーランド人街のレストランで食べるポーランドの郷土料理は、
ボリュームもたっぷりでとってもお勧めです!
私のお気に入りでいつも良く頼むのが、
シュニッツェルという平たいとんかつのようなもの。
シュニッツェルはドイツやハンガリー、チェコなどの中央~東ヨーロッパの
郷土料理としても幅広く知られています。
もちろんポーランドでもシュニッツェルは一般的に食べられていて、
いわゆる「コンフォートフードComfort Food」の一つなのです。
私がいつも行くポーリッシュレストランでは、
サイドにビーツサラダやザワークラウト(漬けキャベツ)、
ゆでたポテトやマッシュルームもどっさりのって、
ものすごいボリュームです。
また、シュニッツェルの他には、
ポーランド風シチューをポテトのパンケーキで包んだ1品も
お勧め!!こちらもすごいボリュームです。
それから、ポテトの生地で作ったお饅頭のようなポテトケーキ
(中にはチーズや肉が入っています)も超おすすめ!
そして忘れてはいけないのが、
ポーランド料理の代表作、ペロギ。
これは見た目が餃子のようなものですが、中には
マッシュポテトやチーズ、ひき肉などがはいっていて、
ゆでたりベーコンやたまねぎと一緒に炒めたりして、
サワークリームをつけていただきます。
実はこのペロギはカナダでかなり一般的に
食卓に出る事があります。スーパーに行くと冷凍のペロギが
売られています。
私も大昔にホームステイをしていたとき、生粋のカナダ人(ポーランド系でも
なんでもない)であるホストマザーがペロギをお気に入りで、
食卓に良く出てきたものでした。
私もそこからとても気に入って、いまも時々自分でペロギを買ってきて
料理したりしています。
ポーリッシュビールのおつまみにもかなりいけます!
見て分かるとおり、やはりそのボリュームと材料からも、
全体的にムネヤケしそうな感じは否めませんが(汗)、
それでもガッツリ食べたい時や、ヨーロッパの寒い冬に
長年国民の胃袋と心を温めてきた郷土料理の代表作を
是非とも皆さんにも試していただきたいです。
でも、私の良く行くこのレストランがどこなのかは、
皆さんがトロントにいらっしゃって私にこっそり聞いてくれるまで
秘密です。
さーて、お次はどこの国の食卓を探訪しましょうか!