【ワーホリ勢必見】トロントでの仕事探しを成功させよう!

こんにちは、トロントオフィスです!
これから春から夏にかけて雇用の増える季節がやってきます。
ワーキングホリデーでカナダに来る方、これから仕事を探す方は是非こちらの記事を参考にしてみてください!
どうやって仕事を探す?
知り合いの紹介:カナダではとてもメジャーな方法で、採用率も高く、実際に働く環境のことが事前によくわかるので安心です。仕事を探していることを周りの人にアピールすることが重要です。
Webで探す:eメープル、Indeed、企業のWebサイトの採用ページなどから申し込みます。競争率が高いので次のステージ(面接、Web上での試験、等)に進める確率が低いのが難点ですが掲載数は多いです。
eメープルには日本人向けの求人が掲載されているので、一番返信がくる確率が高いです。
直接レジュメを渡す:お店に行って直接レジュメを手渡します。
マネージャーに手渡すと運が良ければその場で面接してもらえることもあるそうです。
とっておくと便利な資格は?
飲食店や小売店などで働く際によく必要になる二つの資格をご紹介します。
バンクーバーのあるBC州では異なる資格が必要なのでご注意ください。
スマートサーブ:オンタリオ州で有効な資格で、バーやレストラン、小売店などでアルコールを提供する際に必要です。
申し込み、受講、試験まで全てオンラインで完結します。
- 申し込み方法:スマートサーブ公式ウェブサイトから申し込みます。
- 費用:$44.95 CAD (クレジットカード支払い。返金不可。)
- 受講:好きなときにオンラインで受講できます。公式ウェブサイトによると4時間程度で全て受講できるとなっていますが、英語力、もともとのお酒に関する知識などによってもう少し長くかかるかもしれません。申し込みから30日以内にFinal Testに合格する必要があります。
- 試験:パソコンのカメラをオンにしてオンラインで受験できます。80%以上正解できれば合格です。2回まで受験できるので、1回目で失敗しても大丈夫です!
- 有効期限:5年
フードハンドラー:オンタリオ州の食品を安全に扱うための資格です。サーバーの仕事には不要なことが多いですが、キッチンの仕事に申し込む場合はあると便利です。
こちらも申し込み、受講、試験まで全てオンラインで完結します。
- 申し込み方法:フードハンドラー公式ウェブサイトから申し込みます。
- 費用:$29.95 CAD (クレジットカード支払い。返金不可。)
- 受講:好きな時にオンラインで受講できます。公式ウェブサイトによると6時間程度で全て受講できるとなっていますが、英語力などによってもう少し長くかかる可能性もあります。申し込みから30日以内に合格する必要があります。
- 試験:パソコンのカメラをオンにしてオンラインで受験できます。70%以上正解できれば合格です。仮に失敗してしまっても何度でも再受験できます!
- 有効期限:5年

仕事探しの注意点は?
マッサージ:よくeメープルに掲載されているマッサージの求人は普通のマッサージではなくほとんどが風俗なので気をつけてください。
頻繁に求人広告が掲載されている:何かしらの理由ですぐに退職する人が多いということなので問題のある職場である可能性が高いです。
キャッシュジョブ:現金でお給料が支払われるだけなら問題ないのですが、キャッシュジョブは雇用条件が違法なことがほとんどなので気をつけてください。きちんとした雇用契約もなく何か問題が起きたときにも対応してもらえない可能性が高いので避けたほうがいいです。
トレーニング期間は無給:違法です。そのようなオファーをする雇用主は法律を守る気がないので避けたほうがいいです。
SIN (Social Insurance Number):誰にも教えないでください。採用されることが決まったらそこで初めて雇用主に教えます。レジュメに書いたり、面接の段階で教える必要は全くありません。採用決定前に教えてくれと言われたら違法です。
詐欺:実在する企業から採用されたと連絡があり、リモートワークに必要なパソコンなどの購入を促されますが、実は詐欺師が企業を騙った詐欺というケースがあります。働く前に何かを購入しなければいけない場合は詐欺の可能性が高いです。
はじめてのカナダでの仕事探し 〜私の体験談〜
私はWebサイト(eメープル、Indeed、企業の採用ページ)から申し込む、お店に直接レジュメを配るという方法でアルバイトを探しました。
私の場合、求人の減る冬に探し始めたことと求職者が例年より多いという悪条件が重なっていたこと、日本で飲食店勤務経験がほとんどなかったこと、フルタイムの学生なので働ける時間が限られている、など不利な条件が揃っていたせいか、200件以上申し込んでやっと最低賃金のカフェの仕事を得ることができました。(期間にすると約半年かかりました。)
レジュメをお店に持って行き、直接マネージャーに手渡すのがいいというクラスメイトや先生のアドバイスにも従いました。
結果、数十件配り歩きましたが、実際にマネージャーに会えることはなかなかなく、会えても会社のWebサイトから申し込んでくれと言われたり、5月になったらまた来てくれと言われたり、時間と労力ばかりかかって本当に疲れました。
また東アジア系のお店(レストラン、スーパーマーケット、タピオカ屋など)であれば採用される確率が高いかもしれないと思ったのですが、私は中国語、韓国語が話せないのであまり意味がなく、お店に行っても門前払いということが多かったです。
お店に行ってレジュメを配った中から1件だけ連絡がありトライアルで働きましたが、そこは最低賃金以下の時給を明細もなく現金で渡されるようなお店でした。
直接レジュメをドロップする場合、そのお店の労働条件がわからないので少しリスクがあるなと思いました。
私はこの方法はうまくいきませんでしたが、クラスメイトの中にはレジュメすら持たず手ぶらでお店に直撃して仕事をゲットしている猛者もいたので、挑戦してみる価値はあると思います。
海外で仕事を探すのはとても大変ですが貴重な経験になります。
みなさんにとって理想の仕事が見つかりますように!