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カナダ公立カレッジ進学体験談~授業編~Kyokoさん(トロントハンバーカレッジ)

こんにちは。トロントオフィスです!

現在トロントの公立カレッジHumber Polytechnicに通われている
現役カレッジ生のカレッジ生活における体験談、第2回は授業編となります。

第1回目の記事はこちら

カレッジ 授業編

★授業のスケジュールについて

私の通っているHumber Polytechnicの場合、
1クラスは通常2時間40分で、週に6クラスの授業があります。
1セメスターは15週間で前半7週間、後半7週間、
前後半の間に1週間のReading Weekと呼ばれる休みがあります。
授業は1日1クラスの日もあれば2クラスの日もあるし、
朝8時から始まるものもあれば夕方6時に始まるものもあり、
毎日同じ時間に始まって同じ時間に終わる、という訳ではありません。
私も含めてアルバイトをしているクラスメイトが大半なのでスケジュール調整はみんな苦労している印象です。

★授業の形式、内容について

私はビジネス系のプログラムをとっているので全てレクチャー形式の授業です。
活発に意見を交換する時間が長い授業もあれば、
ひたすら教授のレクチャーを聞く授業もあり、教授のやり方に大きく依存します。
授業のおもしろさも教授の力量にかかっていると思います。
テキストの必要性も教授によります。
同じコースであっても教授が違えば授業もかなり違うと言えると思います。
1〜2クラスはオンライン授業ですが、それ以外は実際に教室に行って授業を受けます。
教室内の席は決まっていないので好きなところに座って良いのですが、
私はいつも前のほうに座ります。
単純に目が悪いので前に座らないとホワイトボードの文字が見えにくいからなのですが、
教授に顔を覚えてもらいやすい、意欲のある生徒は前の方の席に座ることが多いので自然と彼らと仲良くなれるという利点もあります。

課題について

課題の多さも教授に依存しますが、グループワークは絶対にあります。
グループは自分でメンバーを決めることができる場合と教授が決める場合があります。
グループワークの大変なところは締め切りを守らない人、
ChatGPT丸出しのエッセイを平気で提出してくる人、周りの意見を全然聞かない人など癖が強すぎる人達と一緒にひとつのものを作り上げる必要があることです。
ただ彼らが悪人だったり悪意があるかというとそういうことではなく、
課題は全然やってくれないけどフレンドリーで優しくてすごくいい人、
というパターンもかなりあります。
私も最初はかなり驚いたり頭にきたりしたのですが、
だんだん考えが柔軟になって”don’t take it personally”の意味が心で理解できてきた気がします。
課題はレポートやエッセイなどのライティングとプレゼンテーションの2種類に大別されると思います。
教授によってはプレゼンテーションの時の服装にも厳しいので
ビジネスカジュアルかそれ以上の服を用意する必要があるかもしれません。
私は日本から黒のパンツ、白いシャツ、黒のローファーを持ってきていたのでプレゼンテーションの時にはそれらを着ています。
(トロントにもユニクロ、無印など手頃なお店がありますが価格は日本の約2倍です。)
またプレゼンテーションの時にスクリプトを読むのも減点対象になることが多いので、私は必ず何度も練習してから本番に臨んでいます。
今もプレゼンテーションの時は緊張しますが、
最初の頃はもっと緊張していたのでクラスメイト達に頼んでみんなの前で練習していました。

試験について

通常1セメスターの前半の終わりと後半の終わりにメインの試験があります。
中間試験と期末試験ととらえるとわかりやすいかもしれません。
それ以外に小テストが数回ある場合もあります。
内容は教授によってかなり異なります。
MCQ、Short answer、Short essayなど回答形式も色々、
出題数も1時間で50問という鬼のような場合から40問で2時間与えてくれる仏の場合もあり、
出題範囲もテキストには書いていない授業中に教授が言及したことから出題する場合もあればベーシックな知識だけを出題される場合もあります。
少しだけ気が楽なのは試験の比率がFinal gradeの内高くても60%程度で、仮に試験があまりうまくいかなくても課題などで挽回するチャンスがあることです。
また出席点が10%程度つく授業があるので私はボーナスだと思ってもれなく出席しています。
語学学校のパスウェイの時にはとにかく卒業することが重要でResumeにGPAを書く必要もないと言われたのですが、銀行や有名企業の求人に申し込むフォームにはGPAを入力する項目がありクラスメイト曰く最低でも80%はとっていないと足切りにあうとのことだったので、私はなるべく高い点数がとれるようにしています。

ChatGPT、その他の生成AIサービスについて

優秀かそうでないかに関わらずほとんどのクラスメイトが課題や試験でChatGPTを使っています。私は気が小さいのでバレたら怖いと思って絶対に課題や試験で使うことはありません。(私のカレッジの場合バレたら停学で繰り返すと退学になってしまいます。)
クラスメイトがChatGPTを使ってテストで高得点をとっても人は人、自分は自分と思って私には関係がないと割り切っています。
また私は英語力が低いのでカレッジで学びながら英語力もあげる必要があり、
ChatGPTに頼っていては学力も英語力も共倒れになってしまうと危機感をもっていました。
ただ最近はうまく使う方法を覚えないと世の中に取り残されると思い、
CopilotやGeminiなども含めて授業の復習やプレゼンテーションスライドのレイアウトの相談などに利用しています。
授業でわからなかったところは教授やクラスメイトに質問するのですが、
それでもよくわからなかったり何度も質問しすぎて気まずい時はAI相手に気が済むまで質問しています。
英語学習ではパラフレーズの練習相手によくなってもらっています。
クラスメイトはJob discriptionを読ませてそれにあったResumeに編集するのに活用しているそうで、私もまねしてみようと思っています。

次回は、カレッジの環境についてお送りします。

つづく

カナダでの公立カレッジ進学は、
歴代スタッフほぼ全員が現地カレッジ卒業経験者である
East-Westカナダ留学センタートロントオフィスに
是非ご相談ください!

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