カナダ vs 日本実際に住んでみて色々比べてみた〜この点は日本の方が優れていた編〜
こんにちはトロントオフィスです。
本日は少しいつもと違った観点からブログを執筆してみます、ズバリテーマはカナダ vs 日本で実際に住んでみてこの点はこちらの方が優れているとかこの点はこちらの方が良かったといった点を両国を比較しながら、記事を執筆してみようと思います。
本日のテーマはカナダ vs 日本実際に住んでみてこの点は日本の方が優れていると思った点です。逆に言えば、カナダのここが不便だなと感じている点でもあります。
ちなみに筆者は現在カナダ在住4年目で、日本に住んでいる時はずっと東京在住でした。
日本の方が明らか優れている点1: 外出時にトイレに行きたくなってもトイレを見つけるのが簡単かつトイレは大体キレイ
時間帯にもよりますが、日本では外出時にトイレに行きたくなっても外出先でトイレを見つけることは難しくありません。コンビニやファストフード店やスーパーマーケットは勿論、書店やデパートやパチンコ屋等々、どの施設も気軽に入れるし数も多いし、しかも中に入れば大抵誰でも使うことが許されているトイレが設置されており、その上最近は大体どこのトイレも綺麗です。最近では駅のトイレですら、利用するのに躊躇しないほどキレイなレベルです。
それに対してカナダでは外出時にトイレに行きたくなっても、外出先でトイレを見つけるのが結構難しいです。お店自体は勿論沢山ありますが、その中にあるトイレは一般客の利用が許されていないところも多く、またトイレが使えても利用するのを躊躇するレベルで汚い時も結構あり、カナダのトイレ事情はかなり悪いです。
日本の方が明らか優れている点2: 日本の外食チェーンの素晴らしさ、とにかく安いし美味しい
カナダは元々物価が日本より少し高めですが、個人的には物価のせいというよりはチップ文化の影響でカナダで外食をしようとすると日本に比べてかなり高くつくような感じです。ご存知だと思いますが、カナダはチップ文化の国でありレストランに行ったら会計時にチップを含めてお金を支払うのは半ば義務となっております。チップの相場はカナダでは支払い総額の約15%とされており、つまり$50の支払いと言われたらチップを含めて約$57.5支払わなければなりません。
また、ファストフード店ではチップの支払いは不要とされておりますが、例えばマクドナルドの一商品を比べても同じ商品でも日本のマクドナルドよりカナダのマクドナルドの商品の方が大体高いです。
こういった事情から筆者は日本に在住していた時と比べて、外食の頻度は明らか減りました。ちなみにレストランの料理の味自体も日本の方が美味しいです。筆者は日本に在住していたときは、サラリーマンを長い間していた時もあり、その時は吉野家やすき家、丸亀製麺、日高屋、王将、サイゼリヤ、銀だこ等々にはかなりお世話になりましたが時々こういった日本の外食チェーンが恋しくなるときが正直結構ありますし、如何にこれらが素晴らしかったかがカナダに来るとよくわかります、とても安いし美味しかったです。
日本の方が明らか優れている点3: 1Kを簡単に借りることできる
日本では1K(1ルーム + 自分専用のトイレ、シャワー、ランドリー、キッチン、玄関)を借りることは何ら難しくなく、家賃も物件の所在地や築年数にもよりますが東京都の23区内の物件でも大体8万円払えば、悪くは無いと言えるような物件に高確率で住めます。
それに対してトロントやバンクーバーといった都市ではこういった1Kの物件を見つけるのが難しい上に、見つかったとしても日本人の感覚からすると家賃がかなり高いです。まず、そもそもカナダには一人暮らし向けのワンルームアパートの建物というのが日本に比べるとかなり少ないです。また、家賃もトロントで1Kに住もうと思ったら少なくとも毎月の家賃として”最低”$1500必要(日本の家賃システムと一点大きく違うのはカナダの家賃には月々の水道代/光熱費/家具/ネット代は全て込みの値段表記となっていることが多い)です。
こういった事情からトロントではパートタイムは勿論、フルタイムで働いている人も単身者はシェアハウスに住んでいる人が多いです。カナダのシェアハウスに住む場合となると大体は自分専用の部屋はあるものの、トイレやシャワーやキッチン、ランドリーや玄関は何人かと共有しなければなりません。つまり、1Kに住む場合と比べてプライバシーは著しく下がった状態です。ちなみに、こういった事情から例えば利用時間が皆大体共通しているキッチンや朝のトイレの利用等は時々争奪戦のようなものも発生するので、単にプライバシーの問題だけでなくシェアハウスに住んでいると色々と不便だなと感じるシーンも多々あります。なお、シェアハウスは友人を招待することは禁止されているところが多いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?日本を離れて異国の地に住むということは、日本の常識がそこでは変わってくる可能性があるということでもあると思います。
筆者はカナダに住みたくて住んでおりますが、カナダの全てを肯定しているわけではありません。日本人だからこそわかる、日本の良さというのも理解しているつもりであり、今回はその点をご紹介させていただきました。
次回のこのシリーズは今度はここはカナダの方が優れていると思う点について言及しようと思います。