最近のトロントとバンクーバーの住宅(ルームシェア)事情のお話
こんにちは、トロントオフィスです。
最近私の周囲でシェアハウス(ルームシェア)を探されていて、苦戦されている方が結構多いように見受けられますので、本日は最近のトロントとバンクーバーの住宅事情について少しお話ししたいと思います。
最近のカナダの住宅事情とルームシェアを探されている方の状況
カナダの住宅事情はコロナが原因のパンデミック及びウクライナでの紛争が起こって以降、大きく変わっています。トロントやバンクーバーといった大都市を中心に特に大きく変わっており、最近は両都市ともかなり住宅事情が逼迫しています。供給に対して需要が多い状態が続いており、単にルームシェアを探すのが難しいだけでなく、家賃も数年前と比べるとかなり跳ね上がっています。
また、カナダは大体4月~10月くらいまでの春~秋あたりの季節の間は繁忙期となっており、最近ではこの時期にルームシェアを見つけるのは殊更難しい状況です。
私の周囲で最近にルームシェアを探されている方は、e-mapleやkijijiを中心に探されている方が多いですが、ルームシェアを契約するどころか内見をさせてもらうのすら中々できない人を見かけます。e-mapleやkijiji上で良さそうな物件を見つけて問い合わせをしても、家主から返信すらないパターンも多いようです。
これは私の推測も含んでおりますが、家主が物件情報を掲載してもすぐに借り手が見つかるため、問い合わせをしたときは時すでに遅しといったものと思います。
ルームシェアを探されようとしている方へ向けたアドバイス
私からこれからルームシェアを探される方に向けてのアドバイスとしては、とにかくルームシェア探しは早くに着手された方が良いという点です。希望入居予定の2ヶ月前あたりには探し始められた方が無難かもしれません、希望入居予定の1ヶ月前くらいに探し始めると入居したいと思うようなルームシェア先が見つからない可能性が結構高いと思われます。
また、ルームシェアを探されるときはe-mapleやkijijiを利用する以外にも知り合いに希望時期に入居可能なルームシェアが無いかどうかを聞きまわるのも一つの手です。これはカナダでアルバイト先を見つけるときにも同じことが言えるのですが、カナダでは仕事や部屋の借り手は知り合いの紹介で見つけるという文化があり、ここら辺は日本と事情が少し異なるという背景があるからです。
なお、ルームシェアを探されている方で女性の方は内見をされるときはなるべく一人で内見せず、ご友人と一緒に内見されることをオススメします。家主にも様々な人がおり、悪意を持った家主も時々いて、内見時に何かしらの犯罪に巻き込まれるといったリスクを避けるためです。
また、内見して悪くないなと思ったらその場ですぐにご契約された方が良いかもしれません、内見後何日か日を空けてやっぱり契約しようと思ったタイミングで家主にその旨連絡したら借り手が既に見つかっていて契約できませんでしたという話はよくあります。
もし希望に合うルームシェアが見つからなさそうな場合ホームステイの利用の検討もアリ
また、もし希望する入居の時期に入居可能な良いルームシェア先が見つかりそうに無いという場合は、ルームシェアの代わりにホームステイを利用する(もしくは入居しているホームステイを延長する)という選択肢もアリです。
弊社ではトロントの場合、ホームステイを2食付きで月960ドル(9/1以降は月1000ドル)という価格で提供しております、これはインフレが著しいカナダではかなりリーズナブルな価格です。
なおホームステイのご利用は弊社のメンバーはもちろん、弊社のメンバーではないホームステイだけを利用したいという方もお申し込み可能です。ホームステイを利用したいという方は是非弊社までお問い合わせください。