春分
3月21日、日本は春分の日でしたね。
カナダでは春分の日はありませんが、
もうすぐ”イースター”がやってきます。
イースターとはキリスト教の典礼暦における最も重要な祝い日で、
復活祭(ふっかつさい)とも言われています。
十字架にかけられて死んだイエス・キリストが
三日目によみがえったことを記念する復活の主日。
復活祭は基本的に春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に祝われるため、
年によって日付が変わる移動祝日で、今年(2007年)は4月8日となっています。
復活祭にかかわる習俗として最も有名なものに
イースター・エッグ(Easter egg)があります。
これは復活祭に殻に鮮やかな彩色を施したり、
美しい包装をしたゆで卵を出す習慣で、
国や地域によっては、復活祭の際に庭や室内のあちこちに隠して
子供たちに探させるといった遊びもおこなわれます。
近年では卵だけでなく、卵をかたどったチョコレートも広く用いられています。
これはもともとヒナが卵から生まれることを
イエスがお墓から出て復活したことを結びつけたものと言われています。
この時期が来ると”春だなぁ”とまたひとつ春に近づいていることを感じられます。