ハイキング×キャンピングレポート Three brothers Mountain②
皆さんこんにちは。HikingレポーターのAkaneです。
先日はハイキング×キャンピングレポート Three brothers Mountain① にて、
初日のView Pointまでハイキングしたことについて書きましたが、
今回のブログではView Point(First Brother)からベースキャンプ(Kicking horse)までの道のりとそこでのキャンプの様子をお届けしたいと思います。
さて、First Brotherの美しい景色を後にして、
同じ崖道をゆーっくり慎重に下りました。
(何度もしつこいですが15キロのバックパックを背負い。笑)
分かれ道のサインまで下ったら今度はまっすく進みます。
このサインからしばらくは広い草原的なところをひたすら進みます。
なだらかなアップダウンが続きコース自体は正直難しくないのですが、
First Brotherまでにすでに4時間以上(下りも入れて)歩き続けているのと、
最後の登り、下りで結構体力も消耗し、足もすでに痛くなっているので、このなだらかな道も体にきましたね。。
First Brotherから2時間ぐらいずっと歩いていて、それでも↑のような道が続きだんだん本当にこの先にキャンプ場はあるのか不安にもなってきます。
だんだん日も暮れてきて日が暮れる前にキャンプ場に到着できるか不安になりながらも、ここで止まるわけにもいかず、戻ることなんて絶対できないのでひたすら歩きました。
でも動画や別の写真で見てもらってわかるようにこの移動の期間もとても綺麗なので、それだけがやる気を出させてくれましたね。
なんだかんだ2時間ちょっと歩いたところにやっとサインがでてきました。
このサインを見て、「良かったー、道正しかったんだ」という安心感と、
「えーこんなに歩いたのにあと1KM先かよ」というショックと入り混じってました。笑
普通にダウンタウンの道を1kmと聞くと「すぐじゃん」と思うかもしれませんが、
ハイキングコースは平坦ではないですし、ここまでかかった時間等を考えると、
あと1時間くらい先か、という感じです。汗
でも着実に近づいていると思ったら安心しました。この時に時間はすでに午後4時をすぎていて、日没は6時半の予定。
キャンプ地に到着し、テントを張ったり等の準備も考えて間に合うか。。。汗
ぼこぼことした危ない足元が続きます。 ぬかるみもちょこっとありました。
約45分~1時間後ぐらいですかね。
やっと。。。
キャンプ場につきましたーーーーーー!!!!
が。。。。
なんと。。。10パットあるキャンプサイト、、全て満杯。。。
マジですか。。。
片道約8時間かけてきたこの距離。。。
そしてすれ違う人全然いなかったのに何故かFull….
「決められたキャンプサイト以外ではキャンプしないでください」のサイン。。。そんなこと言われたってFullなんだから仕方ない。苦笑
心が折れそう。。。になりました。
が、引き返すこともできない為、
キャンプ場の近くでスポットを探すことに。。。
どうやらこのスポット、First BrotherとNicomen Lakeの中間地点にあって、
First BrotherからNicomen Lakeを目指す人、逆にNicoman Lakeから戻ってくる人の中間宿泊地になっているようで、
両側からのキャンパー達が集っていたようです。
私達が行ったのは土曜だったのですが、金曜や木曜からいくつかのスポットを回る人たちの中間宿泊場所として使われていたみたいですね。
まあ一緒に行った相方曰く「これでこそWild hike campだ、俺が行くハイクキャンプはいつも指定キャンプ場なんかないよ、アメリカのトレイルとかだと野原に皆キャンプするんだから」とのこと。
まあ仕方ないです。
でも私達、見つけちゃったんです。ベストスポットを。。。。
キャンプ場から5分だけ上がった場所に。。。
↑ココ!!
もう、これはパーフェクトとしか言いようがないです。
実際キャンプスポットは林の中にあって暗い~んです。
日が当たらない上に隣のパットとの距離も近いし。。。
ここはそこから全然離れてない場所で、だだっ広い広場、
地面には柔らかい葉っぱが生えていて、平ら。。そしてなんといっても
景色
ですよ!ほぼ360度周りの山々の景色は見えるわ、
日没も日の出も見えるベストポジションでしょう♪
キャンプ場に遅れてついて悲しかったけど、残り物には福があるってこういうことなのかなー(いや、なんか意味が違う気がする)。
ということで日も暮れるのでそそくさとテントを立ててSleeping padや寝袋の用意をしました。
まだ到着時は日が出てたので、コーヒーブレイクしながら夕飯の準備も!
コーヒー用のお湯を沸かします。
夕飯はいつもの通り、お湯を入れるだけで掃除も楽なMountain Houseのドライフード↑
色々なドライフードブランドがありますが、Mountain Houseのドライフードが乾燥ものとは思えないくらい本当に美味しいので一番好きです!
一袋$20近くして高いですが、2食分 (二人分)ぐらい入ってるのでGood!
腹ごしらえをしてゆっくりしたら6時すぎてきて日没の時間です。
長い距離重い荷物を持って歩いて本当に疲れたけど、良い日だったなー。
明日もいいことありそう♪と思える夕日でした♪
日没が6時半だったので、そのあとはしばらく星を見たりしていましたが、
気温も急に下がるので7時半には寝ました。(全然眠くなかったけど。苦笑)
次の日の日の出は6時の予定だったので日の出に合わせて目覚めました!
朝は日の出前からコーヒーそして朝ご飯の準備です!
朝ご飯もMoutain houseのScranble egg and vegetable+Hash brown
夜の間に気温もマイナスに下がっていたので、温度差で私のハイキングポールの手すりとバックパックのウェストベルトが凍っていました。
(あー後で身に着ける時寒そう。泣)
準備をしている間に今度は日の出が出てきました。
まだまだ月が出ていますね。 太陽がどんどん上がってきて 完全に明るくなりました。
前日に到着してからこの時間までこのスポットには本当にお世話になったうえに、
最高の景色を堪能させていただきました♪
いつまでも座ってこの景色を見ていたいところですけど、今日はスタート地まで帰らないといけないので、
テントや寝袋をかたずけて8時過ぎには出発しました。
キャンプ場には水汲み場(といっても川の天然水なので、直接飲んでも問題ないとは思いますが、一応飲むときは熱するか、浄水用の粉等を使ってから飲んだ方がいいかもです)があるので、
少し水を汲んでから出発しました。
帰りはFirst brotherには寄らずに戻ったので6時間半ぐらいで駐車場まで戻りました。
私が行った週は秋晴れで気温もまだ暖かく、天気も良かったので(途中曇ったりもありますが)、初(オフィシャル)ハイクキャンプには絶好でしたよ♪
色々とギアを揃えたりは必要ですが、
もし周りの方からレンタルできたり(MECでもレンタル可能)するようであれば是非皆さんも挑戦してみてください!
**ハイキングや、ハイクキャンプに行く方は「必ず」行くことを周りの友人や家族に伝えましょう。
毎年必ず遭難者や行方不明者が出ます。
ご自身に何かあった際に早く警察や捜索の方に見つけてもらうには、
回りの方に必ず行動予定を伝え、どこに行くか、何時ごろ帰ってくる予定か、
誰に行くかというようにしてください。
絶対に一人で行ったり、登山に十分なギアを揃えなかったり、十分な食材が無い状態で行かないようにしてくださいね。