トロントは安全か?【随時アップデート】
ちょうどいい機会ですので、トロントにおける安全対策への注意喚起をこちらの記事にてまとめたいと思います。
端的に言うと、「外国にしては安全だと思います、でも日本とは違います!」ということ。
(これからオリエンテーションでこちらの記事をご案内しますので、「聞いてないよ~」とは言わせない、笑、国外での生活で身を守るのは自分自身ですよ☆)
3ヶ月以上国外に滞在される方は必ず登録をお願いいたします。
外務省オンライン在留届
こちらに登録を済ませておくと、その地で何か大きな事件が起きた際に、登録したメールアドレスあてに日本語でいち早く情報が届きます。また、私たちに万が一何か起こった際に、登録している緊急連絡先に案内がいち早く届きます。
3ヶ月未満の滞在の方についてはこちらへの登録は必須ではございませんが、同様のサービスを受けたい方には、同外務省が提供するサービス
たびレジ
から登録をお願いいたします。
一度日本国外にでると、日本の医療3割負担といった医療制度とは比べ物にならない金額が、一回のアクシデントにかかります。直近でも転んで骨折、動けずに救急車でイマージェンシーホスピタルに搬送された方が、ギプスなしの応急処置のみで1000ドルを超えたという報告を受けました。
特にワーキングホリデービザや学生ビザを現地にて観光に切り替えた方など、保険の延長をうっかり忘れる方も多いです。
弊社では、「ブリッジス・インターナショナル保険サービス」さんをメインに保険手続き代行を承っております。
ちなみに、飲酒での酩酊による事故などに対しては、保険はおりません。日本とは違いトロントで過度に酔っ払って失態を犯すというのはあまり聞きませんが(レストランなどではサーバーさんがちゃんとトレーニングを受けているので、度を越した飲酒は止められます)、重々気を付けてくださいね。
また、万が一の病気やケガの際には、不慣れな土地でよくわからない医者を探して歩きまわるよりは、こちらの記事を参考にしかるべきサービスを通して迅速な対応をしていただくことをお勧めいたします。
現地生活、慣れたころにこれやられます…わたしも終バスを逃してTim Hortonで一夜を明かしていたとき(この時点でアウトです、海外生活ナメてましたごめんなさい)、ケータイの充電をしたままiPhoneを片手に持って寝おちて…気づいたら一部始終を見ていた店員が叫んでいて、握りしめていたはずのiPhoneがどこかに…みごと取られていました。「南米でそれやってたら身ぐるみはがされてたよ、トロントで良かったね」なんてホストマザーにたしなめられました。みなさんもくれぐれも気を付けてください。
現地生活にも慣れてきた、ホームステイを出て、シェアハウスなどを探したい!
そんな折にみなさんよく利用されるのが、e-mapleやkijiji、craiglistといったクラシファイドサイトだと思います。こちら、個人間でのやりとりができることから、お得で耳寄りな情報がたくさん載っています。ただ、全ての方が善意で情報を載せているとは限りません。最初から詐欺目的で募集をかけていることも少なからずあります。頭金だけ徴収して、その後音信不通などといったトラブル、方々で聞きます。
これを防ぐには、「必ず直接見学に行く」「契約内容や支払いについてしっかり確認、書面でももらう(初回の支払いは、その月分+退去月分の2ヶ月が妥当でしょうか、またしっかりと「賃貸としての登録」をしていない物件なども少なからずあります)」「相場感覚を身に着ける(一部屋・バストイレキッチンシェアといった内容であれば、地下鉄から離れてバスも利用するようなところでは安くて月500ドルくらいから、地下鉄至近であれば月800ドル以上といったところも十分ありえます、また住む地域によっても差は出てきます)」といった点を心がけてください。
また、最寄りの交通機関から自宅までの道などにも注意を払って選んでください。安全と思われている場所であっても、一箇所「ひと目が薄くなるところがある」「いざというときに逃げこむ場所がない」といったところがあるとその後の生活が心配ですよね。そうしたところをチェックするためにも、下見は必ず行きましょう。
一番安心なのは、知人からの物件紹介でしょう。「私の住んでるシェアハウスが一部屋空くから越してこない?」「私帰国するから次のテナントを探してる」…こんなお話があれば、それは好条件ではないでしょうか?
これは…controversialな内容ですよね。カナダでは2018年よりマリファナが合法化しました。
詳しい話は現地生活情報サイトおよびフリーマガジンを運営しているTORJAさんが特集を組んでいるので、そちらをご覧ください。
TORJA | マリファナ
個人的には、マリファナが合法化されたということで、治安が悪くなるのではという心配はしないでいただきたいと思います。今までも現地の人たちにとっては結構ポピュラーなものでしたし、政府が管理することになって危険はより減ったのではと思います。ただし日本人の皆さんは決して興味本位で試さぬようお願いします☆
★トロントの郵便事情について
カナダの郵便物は、7-8割「Canada Post」という半官半民の会社が運営しています。日本からの郵便も、カナダに到着した時点でだいたいこの会社に引き渡され、荷物がカナダのお手元に届くことになります。
このCanada Post、なかなか曲者です。労働組合が強いことから数年前から土日は営業しないわ、書留書類(Registered Mail)であっても誤配送は頻繁に起こります。封筒などの通常郵便は、トロント市内であっても場合によっては一週間以上かかり、追跡もなければ紛失しても取り合ってもらえないことが多々あります。
また、昨今の住宅事情のせいで、建物の住所の表記が非常に煩雑になっております。弊社でのホームステイ手配の際は、原則ホームステイ先がホスト登録した住所を皆さんにご案内しております。ただ、状況によっては、その住所表記よりもっと厳密に詳細を記載しないと(部屋番号の表記に特徴があったり(#いくついくつ、だったり、Suiteいくついくつと記載したり)、◯◯宛(C/O)などの表記が必要になったり)郵便会社にしっかり認識されず誤配送の元になることが多々ございます。こちらをご了承いただき、ホスト先にご自身のお荷物や郵便を届けたい場合は、事前に直接ホストの方に住所を確認していただくことをお願いしております。
そして、カナダの郵便は、不在にしてしまった場合は、不在票のみ届けられ、再配達は受け付けてもらえません。お住まいのエリアによっては保管場所が非常に離れた場所に設定されていることも多々見受けられます。
ですので、メンバーの皆さんは極力弊社を送り先として指定して郵便を受け取ってくださいね。特にビザやIDなどの重要な書類、そして日本からの荷物(受け取りに失敗すると、そのまま日本に返送されるか最悪破棄されます)を郵送される際は、弊社の住所あてにご自身のお名前を記載し、送付ください。弊社に到着しましたら、届いた旨をご連絡させていただきます。ただし関税がかかる恐れがある場合は、事前にご相談ください。保管は1ヶ月間まで可能です。
トロントオフィスの住所:
c/o East-West Canada Education Services Incorporated
#818-2 Carlton Street, Toronto, ON, Canada M5B 1J3
※あたまの#818は部屋番号になります。こちらもしっかり記載ください。
★銀行開設後について
ワーキングホリデービザもしくは学生ビザを取得された方は、カナダで銀行口座を開くことが比較的容易にできます。弊社ではトロントにて一番シェアの高い「TD Canada Trust」という銀行の口座開設のアシストをしております。ただし、どこの銀行で口座を開設したとしても、必ず少額(100ドル程度)は予めChecking Accountに入金しておくようにしておきましょう。
カナダではだいたいどこの銀行でも、口座開設の際には特に指定しない限りは「Saving Account(貯蓄用にお金をセーブしておくための口座)」および「Checking Account(普段遣いの口座)」という2つの口座を自動的に作成されることになります。おおよそどこの銀行でも、一ヶ月に一度、銀行指定の金額(10ドル程度ずつ)をChecking AccountからSaving Accountに移すという手続きがなされます。これに気づかずに、口座開設したのみで放置しておくと、Checking Accountがマイナスになり、その分Saving Accountにそのマイナス分のお金が振り込まれることになります。口座がマイナスになると、「Overdraft(金融機関の当座貸越)」という状態になってしまうのです!これは、預金者がお金をマイナスになるまで使った分を、銀行側が貸し付けてフォローするという状況です。そのマイナスの状況にペナルティがつき、さらにお金が引かれるという状況に陥ってしまいます。これは日本の銀行に慣れている私達からしたら、とても理不尽なことと感じますが、カナダでは当たり前の手続きとなります。こうした状況にならないためにも、口座を開設した後は、例えMonthly Fee(月々の口座維持費…これも日本にはないので面食らいますよね)が無料であったとしても、決して放置はせずに、Checking Accountには少額を入れておき、さらにSavingおよびChecking Account間のバランスはしっかり自身で把握しておいてくださいね。
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みなさんに安全に生活してもらいたいから、これからもしっかりと注意喚起はさせていただきます。
でも、自分の身は自分で守ること、日本国外にいる意識はなくさずに、日々の生活を送ってくださいね。