カナダ渡航の際に必ず必要なeTAについて 2018年11月12日更新
皆さん、こんにちは!
East-West日本オフィスのシュウジです。
2018年も終わりに近づき、バイオメトリクスの事もあるのでビザ申請を早めに済まそうとしている方や、
来年の渡航に向けて準備を進めている方等たくさんいらっしゃるかと思います。
そこで、今回はその中でもやはり質問の多い
eTA(Electronic Travel Authorization)
について改めて確認しておきます。
やはりカナダ入国の際に気になるポイントですし、eTAが採用されてからしばらく経った今でも質問が多い内容ですので、
是非こちらのブログを参考にされて下さい。
- 1. eTAについて、eTAとは?
- 2. eTAについて分からない事がある場合にどうするか?
- 3. eTAが必要な人は?
- 4.eTAの申請方法
- 5. eTAの有効期限、更新のタイミング
- 6. eTAを印刷しておく必要はあるか?
- 7. その他注意事項、eTA申請のコツは?
1. 【eTAについて、eTAとは?】
eTA(Electronic Travel Authorization)とは、電子渡航認証の事で、
カナダ入国ビザが免除されている国籍の方(日本もそうです!)が、カナダに空路で渡航、
またはカナダで航空機の乗り継ぎをする際に必要な入国要件です。
認証はご本人のパスポートに電子的にリンクされます。
つまり、カナダにカナダに飛行機で入国される方は必ず必要な認証となります。
因みに、アメリカ経由でカナダに入国される方の場合、
ESTA(アメリカの電子渡航認証システム)及びeTAの両方が必要になります。
※航空券を手配された場合に、経由地によって入国する際にに必要な要項が異なる可能性がありますので、
航空券を購入される前に必ず確認されて下さい。
2. 【eTAについて分からない事がある場合にどうするか?】
では、eTAについて分からない事がある場合にはまずどうするか?
最近ではネットで検索されてから確認される方は多いかと思います。
実際にそれで良いのですが、絶対に注意しなければならない点として、
誰が書いたか分からないブログやホームページはすぐに信用してはいけません!
このブログも含めてですが、eTAについてインターネットで検索した場合、かなり多くのブログやページが見つかります。
まずは各ページを一番に信じない事が重要で、更新している時期や書いてある内容を見極める必要があります。
下手に信じてしまうと、実際にかかる費用よりも余計に手数料等取られてしまう場合もあります。
ではどうすればよいか?
まずは、日本の外務省の公式サイトやカナダ政府の公式のサイトを確認してください!
外務省のページ「カナダへ渡航される方へ」
→ https://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/page24_000587.html
カナダ政府のページ「電子渡航認証(eTA)の概要」
→ https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/visit-canada/eta/facts-ja.html
これを踏まえて次のステップに進みましょう!
3. 【eTAが必要な人は?】
ここでは一般的なカナダ留学・ワーキングホリデーや旅行者の場合で話を進めていきます。
その中でeTAが必要な方は?
カナダ留学、ワーキングホリデー(working holiday)、旅行の方、
全員eTAは必要です。
ただ、申請の方法が異なります。
カナダ留学(6ヶ月以上)、ワーキングホリデーで渡航される方の場合、ビザ申請が別に必要となります。
このビザ申請の過程でeTAも自動的に申請されるので個別に申請する必要はありません。
ビザ申請をされた方の場合、申請したMyCICの中やビザの許可証へeTA番号が記載されていますので、そちらを確認されてみて下さい。
実際にeTAの申請が必要な方は?
6ヶ月未満カナダへ滞在される短期旅行者や短期留学者です。
これらに該当される方は必ずeTAの申請が必要になりますので、必ず正しい方法で申請を完了させて下さい。
4.【eTAの申請方法】
ここまででカナダ渡航にビザ申請をされていない方はeTAの申請が必要になります。
eTA申請に必要な物は?
・パスポート
・クレジットカード
・Eメールアドレス
・7カナダドル(クレジットカードに請求)
これらの書類を準備し、
公式ホームページにも記載がありますが、
申請には、カナダ政府公式ホームページのみをご利用ください!!
公式サイトではない所より申請すると、知らず知らずのうちに申請が進められ、後から手数料を請求される事があるようです。
eTA申請に必要な手数料はカナダ政府に支払う「7カナダドル」のみです!
申請自体はさほど難しくなく、英語の苦手な方でも申請はできます。
※少し分かりずらいですが、マニュアル等も準備されています!
必ずカナダ政府公式ページより申請を進めて下さい。
カナダ政府公式ページ
→ https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/visit-canada/eta/facts-ja.html
申請が完了したら、eTA申請に関するEメールが数分以内に送られてきます。
もし、追加で書類が求めたられる場合でも、それに関する指示のメールが72時間以内に送られてきます。
5. 【eTAの有効期限、更新のタイミング】
eTAの有効期限はどの位か?という事ですが、申請をすればeTA番号が発行されてから5年間有効です。
その間はカナダに入国する際に再度申請する必要はありません。
ただし、5年以内にパスポートが切れる場合、有効期限はパスポートが切れる迄となります。
また、eTAやビザの申請をした後にパスポートの期限切れによる更新や、紛失により再発行した場合には、
再度eTAの申請が必要になります。
この場合には、ビザ申請が完了していたとしてもeTAの申請を個別に完了させる必要があります。
6. 【eTAを印刷しておく必要はあるか?】
渡航前に一番多い質問として、
eTA番号は印刷しておく必要があるのか?
という事ですが、
カナダ政府の公式ページに、
“出発の際に空港に持って行くもの”
承認されたeTAは申請に使ったパスポートにリンクされます。カナダ行きの便にチェックインする際にこのパスポートを提示する必要があります。
航空会社のスタッフがパスポートをスキャンして有効なeTAがあることを確認します。有効なeTAがない場合、搭乗することはできません。
と記載がありその他にも、
「eTAは、電子的にご本人のパスポートにリンクされます。eTA申請に登録したパスポートを携帯していれば問題ありません。」
との事なのですが、
実はつい先日私が他国経由でカナダに渡航しようとした際に、航空会社のチェックインのカウンターで、
「eTAは持っているか?番号を見せて下さい。」
と提示を求められてしまいました。。。。(笑)
実際の所、航空会社のスタッフの知識や判断による所もあるので、印刷迄する必要はないと思いますが、スマホ等にメモしておくと良いかと思います。
7.【その他注意事項、eTA申請のコツは?】
最後に、eTA申請における注意事項とコツは、
eTA申請が本当に完了しているか確認する事!!
本当に最後の7カナダドルの支払いも済み申請が完了したかを確認してください。
支払いが完了した際のページの写メを取っておいたり、印刷しておくと良いでしょう。
eTA申請の際には絶対に各種情報の入力を間違えない事!!
Eメールアドレスを間違えた場合、メールが届かないのでeTA番号の確認ができません。。。
パスポート番号を間違えた場合、カナダ渡航の際に支障をきたす場合がありますし、渡航が拒否される可能性もあります。
登録したEメールアドレスに記載されているパスポート番号と、所持しているパスポート番号を照らし合わせて確認してください。
もし入力を間違えていた場合は?
誤った情報を登録してしまった場合、再申請が必要になります。
詐欺にあわないように公式サイトより申請してください!!
何度も言っていますが、必ず公式サイトより申請を進めて下さい。
カナダ政府公式ページ
→ https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/visit-canada/eta/facts-ja.html
今回はカナダへの渡航の際に必要なeTAについて確認しましたがいかがでしたか?
疑問は解決しましたか?
これでもまだ解決していない場合やその他に気になる点がある場合には、East-Westカナダ留学センターまでお問い合わせください。
その他ワーキングホリデーやカナダ留学についてのお問い合わせもこちらまで。
→ https://www.eastwestcanada.jp/contact/contact