スキル向上と成長のために必要な言葉
みなさんこんにちは。
トロントオフィスのヒロコです。
トロントはついに来た!という感じの
雪と極寒の気温の日が来るようになってきて
家に閉じこもりがちな人も増えてきたかもしれませんね。
「トロント寒すぎてこれから生活していけるか不安なので
都市移動しようと思っています。」
なんていう留学生やワーホリさんもちらほら。
ってか、みなさんそもそもカナダの冬は寒くなるって知った上で
渡航してきたんじゃないの?と突っ込みたくなることも
ありますが…。
とはいえ、極寒になっても建物の中は基本的に暖かいので
一瞬外に出なくてはならない時だけ気をつけていれば
実は日本の冬よりも過ごしやすい、という人も沢山いるのです。
トロントは冬が厳しい分、ここで生活していると
身も心も鍛えられて強くなるのです!
鍛える、と言えば現地で生活し始めて暫くしたくらいの皆さんの多くが
口を揃えていうのが、
「どこか安くて良いジムを知りませんか?
こっちの人ってみんなジム行ってますよね。
私も身体を鍛えてみようと思って。」
といったジムに関するコメントです。
確かに現地の人はジムに行っている人が本当に多いと思います。
みんな仕事帰りや週末、もしくは仕事前などに当たり前のようにジムに通って
身体を鍛えています。
私も大昔(留学生時代)は周りのみんなが行っているから私も行かなくては、
とジムの会員になったことはありましたが3ヶ月も続きませんでした…(汗)
ただ、歳をとるにつれて身体を鍛えておく大切さは勿論ですが、
日々の規律正しい習慣付けや自己管理力というのがどんなに大事なことか
ひしひしと実感するようになりました。
また、母親になって子供を育てていく身になったという事もあり、
子供にもそういった日々の規律や自己管理力を教えて身につけさせながら
しっかり成長をサポートする重大な責任というものをかなり意識するようになりました。
一つの言葉で表すと、
Discipline
です。
このDisciplineという言葉を日本語で調べてみると
懲罰やら懲戒やら何やら穏やかではないイメージの訳が
出てきたりしますが、通常はそんな感じで使うのではなく
どちらかと言うと、“修行、習慣付け、しつけ、鍛錬”というような
意味合いで良く使われます。
勿論しつけとか教育と言ったような意味合いが含まれるので、
そこから懲罰や謹慎などと言った、いわゆる
Punishmentのような意味をふくんだ際にも用いられたりする言葉では
あります。
子供を育てている母親の身としては、
自分の子供へのDiscipline(しつけ)は非常に大事なことなので、
まだ10ヶ月の娘ではありますが、今から教えていけることは
教えてしつけていこう、と試みています。
子供へのしつけの意味もありますが、
自分に対してもDisciplineはとても大切です。
英語でもSelf-disciplineという言葉を使ったりしますが
この場合、自己管理や習慣付け、自分を鍛える、と言うような意味合いになります。
いわゆる、「自分に厳しくする(自己批判の意味ではなく)」という感覚ですね。
子供の成長には「しつけ」の意味であるDisciplineが必要ですが、
大人になっても自己成長やスキルの向上には
Self-Disciplineがとても大事な役目を果たします。
私がカレッジ学生だった頃、クラスで遅れをとらないように
毎日クラスでメモをしてきたノートは、その晩どんなに遅くなろうと
必ず別のノートに綺麗に書き写して読みやすいようにまとめる作業を
欠かさずに続けました。
アルバイトもしていたので厳しいと感じる日もありましたが、
それでも自分に厳しくせねば、という気合をいれて
毎日習慣にしていきました。
このおかげでテスト前には一通り綺麗にまとめたノートに
目を通すだけで、すでに覚えていたことが多く(ノートに自分の
言葉で書きまとめると覚えやすいですよね)、
テストもしっかり点数がとれました。
また、数年前の話になりますが体調を一度大きく崩したことがあり、
それを機にジョギングを始めたことがありました。
最初はそれこそ三日坊主で終わらせてしまおうと思ったくらい、
続けるのが辛かったり面倒だった日もあったのですが、
辛いなー、今日は何かしら理由をつけてやめようかなー、などど
色々考える前に、「たった5分だけでも良いから、歩きでも良いからとりあえず
外にでてこよう」と、自分に言い聞かせて毎日外に出るようにしました。
そのうち自分が走れることが気持ちよくなり、
「今日は昨日より長く走ろう。」と毎日毎日少しずつ走る時間や距離を
増やしていったりできるようになりました。
これが習慣ついたおかげで風邪一つ引かなくなり、
代謝も良くなったので体調のバランスも取れ、ダイエットにも成功!
その後走るのが楽しくなったくらいでした。
さらに向上心が強くなり、「もっと、もっと」という良い意味での“欲”が
出てくるようにもなり、当時は体力にかなりの自信がつきました。
(ただ、残念ながらこれも妊娠を機に走れなくなり、今ではすっかり体力も
落ちてしまいました…とほほ)
英語の勉強も同じで、最初は辛くて長続きしそうにない、と
思うことでもとにかく自分を“しつける”べく
習慣付けを試みて忍耐強く続ける。
これを実行することで、気がつけばできるようになっていることが
増えているはずです。
Disciplineには、我慢や忍耐というものもある必要になりますが、
これができる人は子供でも大人でも“成長と成功”に
つながります。
私自身も娘へのDisciplineもそうですが、
母親としてのDiscipline、そして1人の人間としての成長のための
Disciplineというものをこれからも意識していかないとなー、と
感じています。
今年はこれがテーマですね。
(厳しいしつけの合間には周りの優しい大人が遊んでくれる環境が整っている娘)
みなさんも、寒い冬も億劫にならず、
Self-Disciplineの精神で負けない心と身体を鍛えましょう!
これもいつかある意味留学で培った大事な経験/スキルの
一つとなるかもしれませんね。