Howdy!トロントオフィスに新人スタッフ現る
こんにちは!トロントオフィスの新人スタッフ、ミチルです。
この度アシスタントとして皆さんの留学生活 サポートのお手伝いをすることになりました。どうぞよろしくお願いします!ドキドキ。
今回は初めましてということで、自己紹介を兼ねて私自身のことについて少しお話しようと思います。私も皆さんと同じように、ここに至るまでにいくつかの留学を経験して来ました。そしてその途中でピエロを職業とする男性と出会い、結婚するという珍事件もありました。多少なりとも皆さんに興味を持ってもらえる内容だと思うので、よければお付き合いください。
まず、何を隠そう私はトロントオフィスのボス、ヒロコさんの20年来の親友です。私とヒロコさんは学生時代から本当に英語が好きで、一緒に洋楽を聴いたり、学祭で英語劇をやってみたり、当時はやりたい事を思いきり楽しんでやっていました。その「楽しむことのために英語を学ぶ」というスタンスが、現在の私たちにつながっているのだと思います。
そんな私の初めての留学先はオーストラリアでした。メルボルン近郊の小さな町での6週間のホームステイでしたが、それまで親元を離れたことのなかった16歳の私にとっては大冒険でした。ステイ先で自分の服を洗濯したり、学校では日本文化を紹介したり自国について質問されたりなど、一つ一つの体験が新鮮であり、学びでした。
その次に留学したのはスペインでした。大学で第二言語としてスペイン語を選択したことがきっかけで興味を持ち、大学二年目に留学を申し込みました。ただ、ホームステイ先のサラマンカという町に降り立った途端、緊張で頭の中が真っ白。スペイン語が全く思い浮かばなかった時、苦し紛れに口をついて出たのは英語でした。英語が分かるおじさんが親切に助けてくれ、ホームステイ先まで一緒にタクシーに乗って付いて来てくれたことは今でも鮮明に覚えています。ちなみに、スペイン語は一カ月の語学学校でかなり上達し、帰国前の一週間で国内旅行を楽しみました。
大学卒業後はそれまでのような短期留学では飽き足らず、アメリカで長期滞在を始めました。まずは1年、オペアというプログラムに申し込み、メリーランド州で住み込みベビーシッターの仕事をしながら学校に通うなどしました。その後いったん帰国し、日本での数年の就労を経て再度渡米。今度はニューヨークで語学学校から始めて大学のビジネスコースに通い、OPT(オプショナル・プラクティカル・トレーニング)を経て日系の通信会社に就職しました。編集者として経済関係の記事を執筆したり翻訳などをしながら約7年その会社に勤めました。ピエロの夫と知り合ったのはビジネスコースに通い始めた頃です。日本人でピエロをしている人に会ったのは初めてで最初はどんなチャランポランかと怪しんでいましたが、とにかく他人を楽しませる事が好きな人で、どこに行っても人気者になる明るい人柄に圧倒されて、なんだかんだ結婚しちゃいました。
ニューヨークには最終的に約10年住みましたが、いいことも悪いことも、忘れられない思い出だらけです。住み始めた頃は分からないことばかりで、小さなことにもストレスを感じていました。立ち尽くしている私の周りをたくさんの人が忙しそうに追い抜いて行き、焦りや不安な気持ちにかられました。でもそこから抜け出すためには、前進するしか方法はありません。その一歩がどんなに勇気のいることか、私は知っています。なのでもしこれを読んでいる人で同じような不安を抱えている人がいたら、ぜひトロントオフィスに話しに来てくださいね。一緒に前向きな方法を探っていきましょう。
私が留学経験で得た最も大切なことは、FlexibilityとImaginationです。柔軟性と想像力を持って人間関係を大事にし、どんなことにもオープンマインドでいると、思わぬところから道が開けていくこともあります。ぜひ皆さんにも広い視野を持って異文化を楽しんで欲しいです。
と、こんな私ですが、どうぞよろしくお願いします!