ちょっと遅くなりましたが、イースターのお話
みなさん、どうもお久しぶりです。
EWトロントオフィスのヒロコです。
トロントはやっと春らしい気温が続くように
なりましたが、さすがトロント、相変わらず気まぐれな
お天気が続いております。
それでも街中のカフェやレストラン、パブなどでは、
パティオのテーブルなども出すようになり、木曜や金曜くらいになると
昼間からでもビールを片手にランチミーティングを行っている
ビジネスマンたちの姿がちらほら見受けられるようになりました。
私も仲間に入りたい!
さて、今週は日本ではゴールデンウィークの連休ですね。
こちらカナダでは先週末がイースターの連休でした。
毎年イースターの祝日が来ると「ああ、春だなあ」と思わせる
時期になったというサインなのです。
イースターといえば、あちらこちらで卵やウサギの形をした
お菓子やおもちゃなどを目にします。
また、子供たちは学校や家で卵のデコレーションをしたり、
Egg Huntingといって、卵拾いゲームをしたりして楽しみます。
街ではイースターのパレードも行われ、ウサギのぬいぐるみ達や
卵の形をした大きな山車を見物できたりするんですよ。
私は先週のイースターでは、特にパレードを見に行くことはありません
でしたが、この時期限定のウサギ型や卵型のチョコレートを友達やファミリーに
配りまわるついでに、自分用にも用意してチョコレート三昧の連休を
過ごしました。
卵型のチョコの中には、小さなおもちゃが入っているものや、
本当に卵の黄身や白身に見せかけたシロップが入っている
ものなど、いろいろと楽しめます。
ところで、なぜイースターには卵とウサギが出てくるのでしょうか?
イースターは一般的にキリストの復活祭として
認識をされていますが、もともと古代ギリシャでは
春をつかさどる女神をたたえた習慣からきており、
卵は”新たな命の芽生え”の象徴であり、ウサギは
“豊かな繁殖”の象徴であるとされていたものだそうです。
春はまさに動物や植物が新たに命の芽を出す時期ですね。
そういった意味で、イースターはまさに「春の祝祭」というわけなのです。
こんな風にイースターの由来や意味を考えてみると、
卵やウサギはとても縁起がよいものなんだな、と思います。
というわけで、引き続き卵型チョコやウサギ型チョコを食べ続ける
私でありました。