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カナダからアメリカへ陸路で出入国する際の便利アプリ

皆さんこんにちは。
バンクーバーよりAkaneです。

先日本当に久々にアメリカ・シアトルに行ってきました。
最後にアメリカに行ったのはコロナのパンデミック前、
2019年の11月が最後で、
それから4年間アメリカには入っていませんでした。

10月上旬に、20周年ツアー中のシアトル発祥のバンド、
Death cab for Cutie そしてPostal service の記念コンサートがあり、
それに参加するために久々にシアトルまで向かいました!

https://youtu.be/s357pmaZiFY?si=QnsHlcuSxTh0bUrr

国は違えど、バンクーバーとシアトルは意外と近く、
車で2時間半ぐらいで行くことができます。
ただし、カナダからアメリカへ国を跨ぐことには変わりないですので、
陸路で行くとしても、当然、途中アメリカの入国審査があります!

久々の陸路入国で少しアップデートがあったので皆さんにもお知らせします!
*アップデートと書いていますが、
実はこのアップデートは2022年(昨年)の秋にあったようです…
私がアメリカ行かなさ過ぎて今回シアトルに行くまで知らなかった、
という。笑

まず、2022年から、
陸路の場合でもアメリカに入国する場合ESTA (正式名称は“Electronic System for Travel Authorization”)、
電子渡航認証システムの事前登録が必要になりました

(それまでは空路のみで陸路の場合はESTAの事前登録は必須ではありませんでした)
そして加えて陸路で入国するときに必ず一度国境で車を降りてオフィスに行き、出入国カード「I-94W」の手続きを行うことになっていたと思います。
($6払って緑のビザのような紙を貰い、パスポートにホチキスで止められていたあれです。)
一度手続きをすると3か月間有効で、
その間にアメリカへの再入国の予定がある場合は、
緑の紙をはがさずにいたら次回の入国(3か月以内であれば)は車を降りることなくそのまま通過できる、
という流れでしたね。


あの緑の紙は勝手に捨てたりしてはいけないということで、
切れた時にバンクーバー市内にあるアメリカ総領事館に返しに行ったのを思い出します。
(そういえばあれ、本当に返さないといけないのかは謎です。いつもアメリカ総領事館では中にも入れてもらえず入り口のセキュリティーの人に不愛想で「え?あー。はい。じゃねってとられていたので…)

その出入国カード「I-94W」の手続きですが、
今後は(というか2022年の秋から)、
事前にオンラインや指定アプリでI-94Wの提出、
費用の支払いができるようになった
とのこと。

今回シアトルに行った時は私はそんなことも知らず、
ESTAの申請のみ事前にし国境に向かったのですが、
いつも通り車を降りて、入国審査をして、
そしてI-94Wの支払いをしたところ

今回はあの緑の紙ではなく一緒にこの案内を貰いました↓↓

オンラインで事前支払いやI-94Wの登録ができるようになったので、
次回からはこちらに登録した方がいいよ~
といって案内を貰いました。

一度アプリを登録すると残りの期限(3か月間)がアプリ上で分かります。
オフィサーの説明では次回から車を降りなくてよくなる、という話でしたが、、、
実際その後アプリを登録して入国する機会があったのでシェアしておきます。
(これは私が再入国した際の流れのシェアであり、アメリカ側から正式にあった発表ではありませんので参考程度にしてください)
現時点での状況


(2024年4月にアプリを登録後再度アメリカに陸路で入ったところ)
やはりアプリを登録していてもESTA取得対象者は、
入国時、車を降りて入国審査がある、とのこと。
その後I-94Wは(一度登録するとその日から)3か月間有効なので、
一度審査を済ませればその後の3か月間の再入国は特別な理由が無い限り車の降車は不要とのこと。

ESTA申請:一度すると2年間有効+陸路でのアメリカ入国:I-94Wの申請(一度申請すると3か月間有効:アプリ登録を事前にしても最初は車を降車して審査がある)

「車を降りなきゃいけないなら登録しとく意味あるの?」という声が聞こえそうですが、
通常降車した際にアメリカの入国審査の後、今度はI-94Wの費用の支払いのために再度違う列に並び直す作業がありますが、
まず事前支払い、登録しておくと、最初の審査が多少スムーズ(?)なのと、
事前支払いをしているので、入国審査後、支払い列には並ぶ必要がなくなるので、

混んでいるときは時間が省けるのと、
現在は緑のあのビザを配っていないようなので、
今後はI-94Wの残りの期間がアプリで自分でチェックできる、という点が良くなったのかもしれません。
アプリを登録した後に陸路でアメリカに入国した際に、
私もオフィサーに「このアプリ登録したのにやはり同じ作業するの?」と尋ねたんですが、
「登録してくれることによってこちら側(アメリカ側)の管理がかなり円滑になるんだよー、混んでるときなどはかなり助かるよ」とのこと。
これからもしかすると登録以降の降車がなくなる可能性もあるかもしれませんが、現時点ではまだそこまでになっていないようです。
(2024年4月の時点の情報)

ーー

今回は国境があまり混んでいなかったので良かったですが、
混んでいる時はこの作業
(車誘導されて降りてオフィス内でまた並んで受付してまた支払いに並んで~の作業)
が面倒なのは間違いないです
これだけで混んでる夏は平気で2時間ぐらいかかることもありますからね

次にいつ陸路でアメリカに行くか分からないですが、
一応私も登録しました。

CBP One https://www.cbp.gov/about/mobile-apps-directory/cbpone

Esta https://esta.cbp.dhs.gov/

 

**弊社はアメリカ入国、留学、移民局情報の専門ではありません。
正確な情報やアップデートはご自身で移民局、政府のサイトをご確認ください。
ブログに掲示されている情報は参考程度とし、実際の内容や確認に関してはご自身で政府ウェブサイト等から確認し、
質問はアメリカ大使館や移民局にしていただきますようお願い致します。

話がそれますが、
最近アメリカドルが強くなりすぎて
(カナダが弱くなりすぎてるのかわからないですが。。。日本円はもっとですが。。。)、
アメリカで何を買っても後からくるクレジットカードのカナダドルの請求が怖すぎました。
カナダででも購入できそうなものは極力買わないようにしてたらお土産ゼロでした
パンデミック後、
色々なものの値段が上がったのはアメリカやカナダだけではなく、
世界中で起こっていることだとは思いますが。
5、6年前のように
「アメリカ安いから国境超えてアウトレット行こうよ~シアトルに観光行こうよ~
としばらくは気軽にはいけないなーと今回感じました。汗

それでも留学生の皆さんはせっかくカナダにいるんですから、
どうせならとなりのアメリカにも行ってみたいですよね♪
バスツアーなどで国境を越えてシアトルに行くのも楽しいですよ。
ミュージック美術館や野球観戦も楽しいですし、
パイクプレイスでのクラムチャウダーもやめられないです!

もしアメリカに陸路で行くことがあればESTA登録はもちろんのこと、
是非事前にI-94MのアップCBP Oneを登録してみてくださいね!

アプリはこちらから登録できますよ♪
https://www.cbp.gov/about/mobile-apps-directory/cbpone

 

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