カナダで学校選びをしている時によく目にする「Co-op」って何?
こんにちは、トロントオフィスです。
本日はカナダで学校選びをしているときによく目にする「Co-op」についてのお話をしたいと思います。
概要
Co-opは日本語にするとインターンというように訳されることが多いです。そしてCo-opは語学学校ではない、私立公立を問わず専門的な内容を学べるcollegeもしくはuniversityのプログラムについている時があります。基本的にはCo-op=インターンという理解で間違っておりませんが、カナダのCo-opはいくつかポイントがあります。
ポイント1: Co-opがプログラムの中で必修となっている場合は、Co-opを済ませないと学校を卒業できない可能性がある
Co-opにはプログラムの中でオプションになっている場合と必修となっている場合があるのですが、プログラムの中で必修となっている場合はCo-opがプログラムの中での授業の一環のような扱いで単位となっており、Co-opの単位を取得しないと学校を卒業できない可能性があります(学校やプログラムによっては取得できなかった場合の救済措置あり)。日本の大学の場合、インターンでの就業が単位と化して、卒業の要件となっているパターンはあまり無いかと思いますので、この点は日本のインターンとの相違点かと思います。
ポイント2: 無給のCo-opもあるが、Co-opは基本有給である
日本のインターンの場合、有給のインターンもあれば無給のインターンもあるといった感じで、有給インターン無給インターン両方あるようなイメージだと思いますが、Co-opは基本有給です。ですので、Co-opで学費の一部を稼ぐようなスタイルで留学することも可能です。
ポイント3: Co-opの就業先は自分で見つけなければならないことが多い
学校、そして専攻しているプログラムによっては学校側がCo-opの就業先を斡旋してくれるケースもありますが、Co-opの就業先は自分で見つけなればならないケースが多いです。
入学されようとしているプログラムのCo-opの就業先は自分で探す必要があるのか、それとも学校側が斡旋してくれるのかは確認しておいた方が良いでしょう。
そして、これはCo-opに限った話ではありませんがカナダではその業界で未経験の人が仕事を見つけるのは結構大変なことで、その上日本人の場合は元々母国語が英語では無いので、特に過去にその業界で未経験かつ英語力にも自信がありませんという方はCo-opの就業先を見つけるのに意外と苦戦されるかもしれません。その業界で未経験であるという状況を変えるのは難しいですが、英語力を向上させることは可能だと思いますので、未経験かつ英語力にも自信が無いという方はプログラムのCo-opが始まる前までにとにかく英語力を鍛えておきましょう。
ポイント4: Co-opは最長1年程度
これも学校、そして専攻しているプログラム毎にCo-opで働ける長さは異なりますが、概してCo-opで働ける長さはMAXで1年程度です。その後もカナダで働き続けたい場合は、日本人の場合就労ビザもしくは永住権が必要になります。
まとめ
Co-opの趣旨は専攻するプログラムの就業体験です。カナダでの就業体験というのは人生において一生ものになると言えるでしょう。弊社ではCo-op付きのプログラムを提供しているcollegeのご案内もしております。ご興味のある方は是非弊社までお問い合わせください。