グリークタウンを散策!
こんにちは!トロントオフィスのミチルです。
当社のオリエンテーションでも説明していますが、トロントはカナダでも代表的な多文化都市。それを映すように市内のあちこちに大小の「コミュニティー」が存在します。コミュニティーとは、同じライフスタイルや習慣を持つ人々が作り上げる地域社会のことです。カナダに居ながらにして様々な国の食材が手に入ったり、本格的な多国籍料理が食べられるのも、トロントの魅力の一つですよね。
今日はそんなコミュニティーの一つ、グリークタウン(ギリシャ人街)を歩いてみることに。地下鉄Broadview駅近くのヨガスタジオに通っているので、ここからDanforth通りを東へ向かって歩いて行くと「ようこそグリークタウンへ」のサインが見えてきました。
この日はとてもいいお天気で、青と白が基調のギリシャ国旗が青空に良く映えていました。並んでカナダの国旗も。
ストリートサインは英語表記のものと、ギリシャ語表記のものが見られました。
こんな日は青果店のカラフルな野菜も一段と美味しそう!
このエリアには自然派商品の揃うマーケット「The Big Carrot」や野菜たっぷりのサラダやサンドイッチが魅力的なカフェ「Mocha Mocha」など、ヘルシーコンシャスなお店が点在しています。
他にもジェラートショップなど気になるお店は色々ありますが、この日の私の目的地はこちらのベーカリー。
1978年創業の「Athens Pastries」で「Loukoumathes」と呼ばれるギリシャスイーツを買うというお使いをヒロコさんから頼まれていたのです。というわけで、かわいいワンちゃんを横目にいざ店内へ。
店内中央の大きなオーブンからは次々と美味しそうなペイストリーが焼き上がっていました。中は割と広く、奥にはテーブル席もあります。
私はというと、ギリシャ語と思われる言葉が飛び交う店内にちょっと気後れ。この環境下で「Loukoumathes」が上手く発音できる自信が持てず、教えられていた英語名で「Honey balls」と言って2ダース注文しました。
箱は結構ずっしり。それもそのはず、ドーナツのように揚げられたボールにはシロップがたっぷり浸み込ませてあるんです。口に入れると「じゅわっ」っとシロップが出てきます。揚げ物ですし、甘さたっぷりなのでちょっとヘビーではありますが、シナモンの風味がいいアクセントになって結構食べてしまいます。店員さんが箱に入れてくれる時に「シナモンかけますか?」と聞いてくれますので、お好みで。
Danforth通りはグリークタウンのメインストリートで、本格的なギリシャ料理が楽しめると評判の「Messini」などレストランもたくさん並んでいます。
皆さんもぜひ散策してみてくださいね。